走行安定性

走行安定性

かつてのキャブオーバー型ワンボックスカーよりも優れた走行安定性を有するとされる車が多い。
しかしセダンやステーションワゴンと比べた場合、車高の高いミニバンは、重心が比較的高い位置にあり、走行安定性の面において若干劣った形となっている。
特に、ワイディングや高速走行ではこの傾向が顕著なため、タイヤ等の足回りの腰砕け現象が発生し長距離走行では運転者、同乗者ともに比較的疲れやすくなっている。
なお、メーカー側もこうした問題について認識しており、一部のメーカーからは低床低重心の車種や、ミニバン専用のタイヤなどがリリースすることにより、こうした弱点を改善し、現在では多くの車種が走行性能を批判されるどころか、「ミニバンの中では」ハンドリングが良いと評価される車種も多数出現するようになった。
変わった例としては初代エスティマがミッドシップレイアウトを採用してミニバンらしかぬ走行性能を実現した。

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